ワゴンRを中古で購入する際のポイント

人気のスズキ・ワゴンRを中古で購入する前に

スズキのワゴンRといえば、もう知らない人がいないというくらいメジャーな軽自動車ですし、幅広い年齢層の方々に人気の車です。
ワゴンRは、全高1600mmという背の硬い軽自動車の中でも代表的な車になります。
天井が高いという事からハイルーフ系と呼ばれ、スーパーハイルーフ系に少々押され気味ですが、現在も新車、中古共に人気車です。

天井が高いという特性に加えて、ワゴンRの場合、足元空間に余裕を持たせている設計で、後席についても大人4名がゆったり乗れるくらいのスペースを確保しています。
後席背もたれを前に倒すことで連動し座面も下に下がるように作られているので、後席部分を含めると積載量もかなりのものです。
子育て世代、ファミリーカーに最高の軽ですし、お買い物等をたくさんされる仕事利用の方にもおすすめの車になります。

ワゴンRの寿命について理解しておく

中古車を購入される場合に気になるワゴンRの寿命ですが、年数にして15年、走行距離数は15万キロくらいまで余裕をもって走ると考えられています。
通常車の寿命については10年ほどで軽自動車はそれよりも少なくなるといわれてきましたが、現在の車はみなさん知ってのとおり、性能が非常にいいです。

ワゴンRについてもそのほかの軽自動車についても、日本国内では維持するのに費用が掛かりにくい車、また狭い国土の日本、狭い道が多い日本でもすいすい走る事の出来る軽は人気があります。
そのため、性能のいい軽自動車じゃないと購入されない事もあり、ワゴンRについても人気が高いのです。

新車に近いワゴンRに乗りたい方は

政府登録車、未使用車と呼ばれるディーラーが新車登録だけ行い走行していない中古車扱いとなるワゴンRを狙えば、新車同様です。
この場合、走行してきたワゴンRと比較して費用が高くなりますが、誰も乗っていないという利点を持っています。

価格としては新車購入の1割から2割程度安いという状態ですが、それでも新車購入よりも安いのでねらい目です。

比較的新し目のワゴンRを購入したい

新車にこだわりがないけれど中古としてもそんなに古くないものがいいという場合には、ワゴンRの場合、4年落ちから6年落ち位の中古車を探すといいと思います。
中古車の価格がはっきり出てくる、新車販売後4年すぎくらいになると中古の金額が安定してくるので、この辺りで購入されるといいでしょう。
一般的に4年から6年落ちのワゴンRは、50万から90万位の価格です。

もちろんこのくらいの年数しかたっていないワゴンRでも、事故車ではないこと、修理歴がないことが前提になります。

何よりも価格重視という場合は?

ワゴンRに乗りたいけれど何よりも価格重視という場合、だいたい7年から10年落ち位のワゴンRを狙うといいでしょう。
走行、性能についても今の日本車は7年から10年経過していたとしても全く問題ありません。

走行に問題がなくても、もちろんそのワゴンRの持ち主だった人がしっかりと定期メンテナンスを行い、大切に乗ってきた車と、そうではない車では外観も内観もかなりの違いになります。
購入される前にやはり外観や内観、社内のニオイ等も確認しておく方がいいでしょう。