ドアバイザーの必要性
ドアバイザーはついているのが当たり前と思っている方も多いのではないでしょうか。
現在は、標準装備で付いていることがほとんどですが、中には付属品やオプションパーツとして付けるケースもあります。
当たり前のように車の窓の上にあるドアバイザーですが、その必要性について考えたことはないという方が大半でしょう。
ドアバイザーとは、車の左右の窓の上に付いている樹脂製のパーツを意味します。
窓の上の屋根のようなビジュアルですが、実は車内の換気のために備付けられているパーツです。
少し窓を開けることができるだけで、いろいろな効果を得ることできるドアバイザーについて、基礎知識としてその必要性を理解しておきましょう。
ドアバイザーをつけるメリット
ドアバイザーとは、サイドバイザーとも呼ばれるパーツで、雨天時でも窓を少し開けることができるように取り付けられています。
ドアバイザーがなければ雨が直接中に入ってきてしまうため、換気のために窓を開けることができません。
また、雨天時以外にもタバコを吸う際に少し開けておけば、煙がこもることなく換気することができ、煙を吸い込むのを防ぐことができます。
室内が湿気で曇りそうなときも、窓を少し開けておけばガラスの曇り防止に繋がります。
加えて、換気や煙、湿気以外にも、踏切で音を聞くときにも少し開いていることで濡れることなく安全確認ができます。
また、窓の隙間からロックを解除する器具を入れようとしても、ドアバイザーがあることである程度予防になりますので、防犯対策としても役立っています。
このように、少しだけ窓を開けておくだけで、いろいろな効果がありますので、ドアバイザーは車にとって大切なパーツの1つです。
特に臭いに敏感な人や喫煙家、小さなお子さんがいるファミリーなどはドアバイザーは必須アイテムと言えるでしょう。
雨の日以外であっても、防犯対策という観点で必要性があると考えられます。
ドアバイザーをつけるデメリット
ドアバイザーをつけることで生じるデメリットについても確認しておきましょう。
まず、日本車であればドアバイザーをオプションにするかどうかを選択できますが、外車の場合はドアバイザーがオプションとして存在していません。
あったとしても少数派なので、ドアバイザーを装備することができないケースもあります。
車は外観の美しさや可愛さ、デザインも大切な要素ですが、ドアバイザーを付けることによって、思い描いたイメージと少し違ってくることがあります。
カタログ掲載に使われる写真にはドアバイザーがないため、しっかりと自分でイメージしておく必要があるでしょう。
また、ドアバイザーの部分だけ視界が悪くなってしまうので、安全面の心配があります。