長距離ドライブでも疲れにくい運転姿勢と快適グッズ

疲れにくい運転姿勢とは?

実家に帰省するときや週末旅行など、長距離運転をするときには体がすごく疲れてしまいます。
特に年末年始やお盆、GWの時期の遠出は、どこもかしこも渋滞で、いつもの倍の疲労感を感じることもあるでしょう。
長距離ドライブの際には、疲れにくい運転姿勢を心がけることで多少疲れが軽減されます。

まず、お尻がしっかりつくまでシートに深く座ってみましょう。
シートに深く座ると、腰からしっかりと体を支えることができるようになり、視界も開けるので目と脳への負担も軽くなります。

次に足を置く位置ですが、AT車の場合は左足を使うことはないため、フットレストに置いておきます。
右足はアクセルとブレーキを踏まなければいけないので、グッと踏み込んでも膝が少し曲がる程度のポジショニングにしておきましょう。
踏み込んだときに足が伸び切るほど距離が遠くなると、かかとにストレスがかかりやすくなります。

手の位置については、シートに背中をしっかりつけた状態で、ハンドルの上部分を握ったときに肘が少し曲がるような距離感が理想です。
頭の位置は、ヘッドレストから3cmほど離し、あごを少しひいた状態を意識してみましょう。
頭を完全に後ろにつけてしまうと、逆に首が疲れやすくなりますので注意してください。

運転前にポジションチェック!

疲れにくい運転姿勢をキープするために、長距離ドライブ前にしっかりポジションチェックをしておきましょう。
位置調整を行う場所はいくつかありますが、まずは足元にあるレバーで調節を行うシートの位置を決めるスライド式シートです。
シートに座り、ハンドルを握ったときの体との距離や肘の曲がり方を確認し、シートを動かしてカチッと音がしたら止めます。
シート横にあるのは、シートの高さを調節するためのシートリフターと呼ばれるもので、自身の座高を考慮しながら、視界が広くなるように調節してください。

背もたれの角度については、倒しすぎに注意しましょう。
あくまで背中をつけた状態で、肘が少し曲がる程度が疲れにくいとされるポジションです。
シートをリクライニングのように後ろに倒してしまうと、一見楽に見えますが腕や目に負担がかかってしまいます。

ドライブ用座席クッションがおススメ

疲れにくい運転姿勢をキープするなら、座席クッションを活用してみてはいかがでしょうか。
シートや角度を調節しても、どうもしっくりこない、長距離運転の疲れがひどいという場合におススメです。
たくさんの商品が販売されていますが、ドライブ用を選ぶことがポイントです。

運転時に使用することを想定して開発されているものであれば、より快適なドライビングが楽しめることでしょう。
おススメのグッズとしては、「Misson Praise リバースポルト」「Aoomiya 腰クッション」などが手頃で便利です。
他にもネックパッドなど、自分に合った快適グッズを探して見てください。