コーナーポールって何?必要性や使い方を解説します

コーナーボールって何?どんなもの?

運転席の反対方向の車体隅につけられているもの、このポールの事をコーナーポールといいます。
運転席側から見て助手席側の車体隅というのはもっとも見えにくい場所なので、その位置を視覚的に見せてくれるのがコーナーポールです。

近頃は外部をみることができるカメラや車が何かに近づくとセンサーによって警告音が出るなどの車が多くなっているのであまり見られなくなっています。
しかしこうした装備がない場合に、コーナーポールがあると狭い場所に注射する時や狭い道を走る時、とても便利です。

ドライバーから見えにくい場所の車両感覚を補ってくれる優れもの

ドライバーは自分から距離が遠くなるほど距離の把握が難しくなりますが、その感覚を車両感覚といいます。
男性の方が車両感覚に優れていて女性は弱いなんて言われますが、車両感覚が優れている人でもあくまでも感覚でしかありません。

コーナーポールを利用すると感覚では補いきれない精度で視覚的に距離を感じることができるので、安心して運転できるようになるのです。
特にスポーツカー、セダンなどのフロントノーズが長い車ほど威力を発揮します。

コーナーポール純正の取付方法

コーナーポールの純正を取り付ける場合、多くがオプションとなっているので取り寄せて、穴をあけて固定するという必要があります。
純正品の中にも様々なタイプがあり、スモールランプ連動のものや、電動で伸縮するものもあるのです。

電動伸縮タイプやスモールランプと連動しているものは、電気配線等作業が必要となるので電気の知識と工具がないという場合、ディーラーや工場に任せる方がいいでしょう。
純正品は価格が高いのですが、その車にあった構造でシッカリしています。

カー用品店で購入して付けるコーナーポール

カー用品のお店に行くと様々なコーナーポールがありますが、ほとんどが両面テープで取りつけるタイプとなっていて、価格も純正品と比較しかなり安く2000円あれば十分購入できます。
伸縮性、ヘッドライトの光を取り入れるものなどもありますが、取り付けが簡単なので、気軽に取りつけることが可能です。

取りつける部分の車体にほこりがついているとうまくつかないのできれいに汚れやほこりを除去し、油膜などがある場合、シリコンオフで脱脂しておきます。
取りつける前に両面テープを、手間ですが、ドライヤーで温めておくとしっかり密着します。

両面テープが完全に定着するまで、暫く1時間程度、車を動かさないようにしておくと安心です。