ハンドルが汚れてしまったら

ハンドルの掃除の必要性

日頃車を頻繁に使う人は、毎回長い時間はドイルを握ります。
最初ころさらさらでひんやりするハンドルの感触に、気持ち良さを感じたはずです。
しかしながら、ほぼ毎日ハンドルを握っていると、少しずつさらさら感は失われていきます。

それもそのはずです。
握る度に手油や汗がハンドルにしみついていくのですから、正直いって自分が握るハンドルは手垢や油まみれになっています。
そのうちべたつくようになり、最初に握った時の感触を思い出せなくなっていくのです。

目にはみえませんがおそらくハンドルの表面は、かなり汚れています。
特に汗っかきの人が握るハンドルは、まるでクリームか何かを塗ったかと思えるほど、湿っているついでに菌もいっぱいです。
賢明な人は手袋をしたり、ハンドルカバーを付けたりして、汗汚れがつかない工夫をしてますが、それさえしていなければ汚れっぱなしになっているはずです。

ガソリンスタントなどの清掃サービスを受けると、決まってハンドルの拭き掃除もしてくれます。
プロの目から見てはハンドルの状況が、よく見えるからです。
どうせ自分しか握らないのだからと言われれば、確かにその通りなので気にならない人には、まったく無関係な話になります。

しかし少しでもハンドルの汚れが気になったら、清掃をしてみたらいかがでしょうか。
日頃からこまめにお手入れをしているなら、さほど時間や手間をかける事なく、清掃ができます。

しかしほとんど清掃をしていなかったら、少し丁寧に清掃をしなければなりません。
もしも近日中に査定してもらう予定があるなら、なおの事少しでも高い査定をしてもらうためにも、最後くらいは丁寧にハンドルを磨いてあげましょう。

ハンドルの掃除方法

日頃少なくとも最低月に1度の割合で清掃をしていたなら、熱湯をくぐらせたタオルで丁寧に拭いてあげるだけで充分です。
しかしそうでないなら脂汚れを落とす事が先決なので、消毒液がしみこんだ除菌用ウエットシートで優しく丁寧に、拭き掃除をするだけでも感触が違ってきます。

ついでに運転席周辺も拭けば、より清潔な座席環境での運転が出来、テンションもあがるに違いありません。
100均では水だけで汚れを洗い落とす、画期的なスポンジも市販されています。
100均なので過剰期待はしないまでも、除菌効果でハンドルのさらさ感が、多少でも戻ってきたらうれしいではありませんか。

ハンドルのコーティングが劣化している部分は、無理して拭く必要はありません。
注意深く拭く必要があります。
スポンジを使う時はそこだけ要注意です。

対策

ひととおり拭き掃除がすんだら、きれいな状態を少しでも長く維持するために、手袋をはめての運転をおすすめします。
直射日光からの劣化を抑えるためにハンドルカバーを早々に装着させましょう。