愛車をピカピカに手洗い洗車術

洗車の効果

たかが洗車されど洗車で、単にマイカーをきれいに磨く以上に、実はとても大切な効果もあるのです。
洗車をしながらついでに細かい部分の点検もできます。
その時に気づく事もあるのです。

タイヤを磨きながら空気圧の低下を発見する事もあります。
ホイールのナットのゆるみに気づくのも、この時です。

思いがけないところに傷や錆サビを発見する時もあります。
いつのまにかエンジンオイル漏れをしていた事に気づく時も、洗車の時です。

破損が進んでしまってからの修理で、出て行く出費の大きさを考えると、洗車で気づきが与えられるのは、幸いだったと想うはずです。
実際他の人たちはどれくらいの頻度で、洗車をしっているのかをリサーチしてみると、平均して1ヶ月程度になります。

洗車場で洗車してもらうと1回に出ていく費用は、200円から1000円とかなり幅があり、洗車機だと最高2500円とられますが、自分ですれば0円です。
洗車機や洗車場を利用するのがだめという事ではなく、水の拭き取りを自分でする事でも、同じ効果を期待できます。

中には天然の雨で洗車代行をしているつもりの人がいますが、今時の雨は酸性雨なので、しっかりと拭き取るくらいはした方が無難です。
水滴を拭き取らなかった場合水滴がレンズの代わりになって、直射日光の影響で塗装がはがれやすくなります。

なるべく洗車は曇りの日にした方が安全なのはそのためです。
雨で汚れが落ちたと喜ぶのはまだ早いという事になります。

洗車は立派なメンテナンスです。
ぜひ月に一度で充分なので、洗車をしましょう。
傷は早めに直しておいた方が、余計な出費もおさえられて経済的です。

必要なもの

マイカーをきれいにするのは愛車をピカピカにする気持ち良さ以上に、マイカーの寿命を少しでものばし、メンテナンスにかかる費用を節約する効果も期待できます。
もちろん手洗いの時間がない多忙な人は、洗車機や洗車場を活用するのも悪くありません。

いずれにせよじっくり時間をかけてマイカーをすみずみまで点検できる、ぜいたくな時間です。
そこで最低限準備した方が良い洗車アイテムを、確認してみましょう。
専用シャンプー、柔らかめのスポンジ、タイヤブラシ、水気を拭き取るためのセーム革タッチのタオル、バケツは最低準備しておきたいところです。

愛車のルーフもしっかり洗うために脚立もあると便利なので、可能なら準備しましょう。
使い古しの歯ブラシも、細かいところを掃除するのに、あると意外と重宝します。

洗車の手順

手始めは軽く水洗いするのがおすすめです。
次にルーフから順番に専用シャンプーをスポンジでしっかりあわ立てて優しく磨いていきます。
手早く洗い流してから、タオルで水気をしっかり拭き取ります。