常に気を付けたいタイヤのチェック

タイヤの状況に要注意

タイヤは消耗品ですから、経年劣化します。
ところがまったく気づかないで走行してしまう事があるのです。

つるつるの状態で運転をしていたら重大な事故に見舞われかねません。
タイヤは安い買い物ではないので、だましだまし使おうとする人もいます。

低空気圧で高速走行時に、バーストし、ハンドルを取られて運転制御不能に陥り追突したなどといった事もよく聞く話です。

つるつるのタイヤで運転していればスリップしやすくなります。バイクは死に直結しますので要注意になります。
自分一人が事故に見舞われるならまだしも、他の車両を巻き込む大惨事に成ることもあります。

なぜバーストするかと言いますと、タイヤの低空気圧で高速走行した結果、タイヤが変形してしまうのでバーストにつながるためです。
溝がすり切れてつるつる状態で雨の中を走行すれば、タイヤは水を排水してくれませんので、スリップしやすくなります。
ましてや視界が悪いからと急ブレーキをかけようもなら、相当危険です。

安全安心のためにもタイヤ交換はしましょう。
良質な中古タイヤが通販でも安く買える時代です。
タイヤの種類も豊富なので、タイヤショップ店員におすすめのタイヤを教えてもらう方法もあります。

チェック方法

タイヤに溝はありますか。
サイドウォールのヒビ割れはどうでしょうか。
空気圧も要チェックです。

たまにタイヤに異物が刺さっている事があります。
製造年週もチェックしておきましょう。

目視でチェックできます。
タイヤに交換時を知るためのスリップサインが標準でついているので要チェックです。
スリップサインは側面にある凹凸の減り具合で見極めます。

サイズそのものは基準が決まっていますので、こちらも要チェックです。
経年劣化の結果傷がついていないかどうかをみます。
タイヤの製造年週はタイヤにきざまれていますので、要チェックです。

空気圧もチェックできます。
運転席付近を確認してみてきださい。
小さなラベルが貼ってあるはずです。

よくわかないならガソリンスタンドで、充填器を借りて確認できます。
ついでにナットのゆるみを確認しましょう。

サイズもタイヤに書かれています。
左からタイヤ幅、扁平率、ラジアル構造、インチ、ロードインデックス、速度記号といった状態です。
さらにトラックなど野車種ではプライスタイヤサイズの記号まで印されています。

交換基準

製造初期のタイヤ溝は8mmを基準にしています。
タイヤの使用限度は1.6mmです。
これ以下なら交換しなければなりません。

無理に薄っぺらなタイヤで走れば事故につながりやすいばかりか、法令でも罰せられます。
スリップサインがすり減って見えなくなったら交換時期です。
完全に見えなくなってから交換ではなく、薄くなってきたら交換と考えましょう。